- 2008-12-14 (日) 19:07
- C/T:Bicycle:Common
YPKのワイヤー錠 そのメリットとデメリット
自転車本体を購入したとき、店員さんに勧められるまま購入した鍵がYPKのワイヤー錠でした。
- YPK:DOUBLE LOOP LOCK
この鍵は、鍵本体の反対側のワイヤー端にわっかが出来てまして、ここにワイヤーを通すことで小さい輪を2つ作ることが出来るようになってます(ややこしいので、以下公式サイトを参照しつつどうぞ)。だから「後輪+車体+前輪」というように(前・後輪を持ってかれないように)ワイヤーをかけたい時、タイヤと車体をくくる(最小限の)輪を2つ作ることが出来、結果、1つの輪で全部をくくるより短いワイヤーでくくる事が出来るんですね。
イコール「かさばらない」「重くならない」という、自転車乗りにとっては大きなメリットがある訳です。(他にもこのYPKのワイヤー、巻癖が付かず、いつまでたってもまっすぐで取り回しのいい状態を保つというメリットも持っています。)
しかし、大きな欠点が1つ。それは車体取付用のブラケットが付属していないこと。
メーカー的には車体に直接くくりつけてくださいみたいな事らしいですが(後述のコラム参照)、それだと巻きつけるのが手間だし、何より強固に固定できないせいで車体にガンガンぶつかっちゃいます。だから自然とバッグに入れて持ち運びすることになるんですが、この出し入れがめんどくさい。
ツーリングとかだと鍵の出し入れは少ないので気にならないかもしれませんが、街乗りだと鍵の付け外しの機会が多くなります。タダでさえワイヤー錠はくくってくくって~って鍵の付け外しだけでも手間なのに、その上バッグからの出し入れもするとなると、想像以上に面倒でストレスを感じます。(使いはじめはいいですが、これを日常で何回も繰り返しているとすげーわずらわしく感じます。)
そこでうろうろしてみたら、こんな記事が。
- (YPK錠、車体取り付けコラム)サイクルベースあさひ:YPKワイヤー錠にぴったり
ワイヤー錠、車体取付用ブラケット(単品)
やはりそう感じる人は多いんでしょうか、非常にぴったりな記事です。
まぁ記事が少々古くなってしまったので、記事本文で紹介されている製品は現在なくなってしまったようですが、かわりに下記製品がオススメされています。
- サイクルベースあさひ:カギ:ミンタイ MT-531ブラケット 直径10/12mmのワイヤー錠対応
- サイクルベースあさひ:カギ:RIXEN KAUL AM809 コイルロック用ミニアダプター
特にミンタイの方が安かった(定価231円)ため、今回はミンタイのブラケットを探すことにしました。
しかしこれがなかなか。最初Y's Road(池袋チャーリー店)に取り寄せ頼んだんですが、時間かかった上、こちらから詳細確認を頼んだら値段はネット上の倍するし(ネットの定価231円に対し、Y's Roadは売価(=定価)515円)、納期にいたっては、確認してみたら取引先に在庫がないらしく入荷未定との事。そんなん先に確認しろっつーの!(関係ありませんが、今回の件で、ほんと自転車業界は納期とかそーいうのがゆるゆるで商売っ気がないというか、日本っぽくないなーってことを実感しました。)
ネットで注文すると本体よりも送料がかかるし、どうしようかなー…。とりあえずリアル店舗を探そう!
で、Y's系列にはないだろーなーと思いつつ新宿店と池袋店をチェックするもやっぱり無し。しかしY's以外にパーツを多く置いてる店が分からず、とりあえずビック池袋の自転車コーナーに行くもやっぱり無く。そんで通販しかないかなーと考えつつも、しかしこーいうのはローラー作戦がキモです!ので、ここは絶対ないだろーなーと思いつつも、駄目押しで東急ハンズ(池袋)へ。
そしたらありました!
びっくりしたー!ハンズの中でも池袋の自転車コーナーは面積めちゃセマなのに!
こう、レア物のプラモを地方の古い模型店で見つけたような快感を感じつつ(笑)、無事目当ての製品をゲットして帰路についたわけです。(ただしお値段は630円と最高値を更新。けど通販で買うよりは安いし、何よりすぐ手に入るというメリットにより購入。)
Mingtay MT-531、パーツ構成
パーツ構成は下記のとおり。
- 車体用ブラケット
- 車体ブラケット用スペーサー(大)
- 車体ブラケット用スペーサー(小)
- 車体ブラケット取付用ネジ(短)
- 車体ブラケット取付用ネジ(長)※写真には撮り損ねましたが、付いてます。
- ワイヤー用ブラケット(φ10mm用)
- ワイヤー用ブラケット(φ12mm用)
- ワイヤー用ブラケット用スペーサー(φ8mm用)
- ワイヤー用ブラケット取付ネジ
前述のコラムではφ8mmには対応してないとありますが、スペーサーついてました。予告のない仕様変更でしょうか。
私のYPKはダイアル式の8mmモノ(「Cafe 1.2 Combo」)なのでゴム板でも買おうかと思ってたんですが、買わずにすみました。ラッキー。
私と同じように8mmのワイヤー錠でのブラケット購入をお考えの方、あさひの製品紹介と違って、今ならMT-531でも行けますよ!(でもロットによりパーツ構成が異なるかもしれないので、要確認。)
ワイヤー用ブラケットの装着
ワイヤー用ブラケットを装着。
ちょーっと…PC環境によっては見づらいかも。暗い場合は何らかの手段で明度を上げてみてください。
でまぁ、こんな風に1度巻いた状態にしてから、ベストなポジションにブラケットを取り付けると取り付け位置調整で手間取らずにすみます。
車体用ブラケットの装着
では、次に車体側。
スペーサーの「大」「小」はこんな風に重なりますが、ポイントがひとつ。
大の方は筒の片端が外側に広がって、ブラケット本体に「カツン」と当たるようになってます。
よって、ブラケット本体を縦に(例えばシートポストなどに)取り付ける場合、広がってるほうを下にするとスペーサーの出っ張りに引っかかって、ブラケット本体が滑り落ちずにすみます。(逆にするときつく締めても滑り落ちちゃう。)
あとは車体に実際に取り付けてみて、ベストなポジションを探してください。(ってもポイントはシートポストかフレームの前三角、それにハンドルバー周りになるかと思いますが。)
またコラムにも書かれてますが、ワイヤー本体との取付部分は45度単位で角度の調整が出来ますので、これも状況に応じて選択のこと。
ちなみにブラケット本体の車体取り付け部分(円筒部分)には軟らかさがあり、広げる事が出来るので、結構融通が利きそうです。(幅が広がったとき用に長いネジも用意されてるので、結構幅が大きくてもいけるかも。)
では、実際に車体へ取り付けた様子です。
私の場合リアキャリアが付いてるので、シートポストに縦に付けることは出来ませんでした。(キャリアの前端とキャリア固定用ステーがつっかかって取付不可、もしくは邪魔で使い辛い。)
トップチューブやシートチューブにも、スペーサーを外せば車体用ブラケットの取り付けはできるんですが、フレームサイズが小さいのでボトルケージなんかと干渉しちゃうんですよね。ハンドル周りにも付けてみましたが、明らかにカッコ悪いのでやめました。
結果、シートポスト上端にワイヤー本体が横向きになるようにしてセット。図らずもワイヤーの鍵部分をリアキャリアに持たせかけるような形で固定できました。
レビュー
これで実際走ってみましたが、ペダリングには干渉しないし、振動でリアキャリアとワイヤー錠が接触して音が出たりすることもなく、駐車・発車時の使いでも悪くありませんでした。まだ慣れてないので少し気を使いながら使用してますが、慣れればかなりスピーディーな取り回しが出来そうです。
まとめ
レビューサイトにあったレビューでは台座がすべり気味とありますが、どうでしょう。私はリアキャリアに持たせかけてるので、そもワイヤー錠の自重で滑り落ちることは無いんですが、感触としてはそれ程ゆるいようには感じませんでした(あ、スペーサー(ゴム製)無しだと滑るかも)。まぁ滑り落ちる場合は、粘着テープ…とまではいかなくとも、摩擦力の高そうな薄手のゴムでも一枚かませたりすればイケるんじゃないかなー、と(要実験ですが)。
結果、YPKユーザーにはオススメ!でいいかなーと思います。(ただ前述の「滑り落ちる」のみ気になるので、もし本当に滑り落ちる場合は各自工夫を施す、という条件付きでよろしくお願いいたします。)
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